あいだ by ダルマ・ブダヤ

Self Production Note ────────


音楽は
物と心のあいだ
人と人とのあいだに成立する

様々なあいだ

私たちの音楽は
ジャワと日本のあいだにある

インドネシアの国旗は赤と白
日本も赤と白
水にインクを垂らすように
混じり合っている

1. 朝の帳
朝と夜のあいだにある帳。帳が開き音楽が始まる。

2. √2
互いに直行する大きさ1のベクトルを足し合わせると、それらは異なる方向を持つベクトルとなり、その大きさは√2である。私たちの音楽もそうでありたい。

3. 夜霧の私
自分の体も見えない霧の中。霧が私か、私が霧か。夜霧が私、夜霧の私。

4. サバンナ (u/oa/ue/au/u)
サバンナでの長い一日。サバンナで声を合わせて人類はヒトになった。

5. 心ふたつ (15)
奔放と繊細、衝動と内省、拒絶と受容。誰もが持つ二つの心。

6. 夜、階段を (よるくま)
階下と階上にある階段。ステップを昇り降りするという点で、音楽も階段だ。

7. ジングル・ダルマ
(ショートジングル作品)

8. タリ・プスポ
花びらがすべてのあいだを埋め尽くす。花の舞。

山崎晃男 (ダルマ・ブダヤ代表)


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