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Concept / Essay

2016.03.14

なじみのない音かも知れません。
ここにあるのは音楽というより、「響き」そのものなのかも知れません。

何億人いようと、人はそれぞれまちがいなく独自の命を生きています。
遍く満ちているこの縁起の世界の一ユニットとして独自の働きを続け、やがてその縁起の世界に消滅していくものであればこそ、独自の響きを発するのです。
他人とコミュニケートするためではなく、ただ生かされたこの命が響くのです。
それがかたちになるのか、は底知れぬ課題です。

だから、
何をつくっているのかと問われれば、「念仏」と答えることにします。

森堂 自(俗名:梨木良成)