Nash Artists' Labo

Nash Artists' Labo

自己の主体的な表現としての作品=アルバムづくりにフォーカスした音楽制作の場へ。Zipeastが "Nash Artists' Labo" に生まれ変わる。

工房ワーク

工房ワーク

新社長就任~ナッシュミュージックライブラリーの新しい「音楽ライブラリ」の取り組み。

コアメッセージ

コアメッセージ

音楽ライブラリだからできること。著作権を引き受けること。自由自在に音楽を創るための枠組み。

Reccomend

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3人のチェリストをフィーチャ―。クラシック、和風、ロックを中心に、和魂洋才のサウンドに彩られた、バラエティ溢れるオリジナル楽曲を収録したチェロトリオ・アルバム。

  (写真左から順に) 柏森治・竹中裕深・藤原克匡の3人のチェリストをフィーチャ―。クラシック、和風、ロックを中心に、和魂洋才のサウンドに彩られた、バラエティ溢れるオリジナル楽曲を収録したチェロトリオ・アルバム。   Triad by Katafu Cello Trio 黙々と、誠実に、ベテランの安定感で支える柏森治。女性的な優美さ、繊細さが光る、紅一点の竹中裕深。チャレンジングな運指をこなす、アクティブで、若々しい、藤原克匡。従来的な音楽の文脈では、全てのチェリストが同じ旋律の演奏をするように求められる事も多いが、本作【Triad】の制作においては、メロディ・バッキング・ベースといった演奏上の役割分担を行う等、三者三様の特徴が際立つくような作品づくりを心掛けた。   アルバムには柏森氏のオリジナル作品も収録している。   【Triad】の数字の「3」へのこだわりとイマジネーション ・男女の三角関係を主題に三奏者がそれぞれの役割を演じる楽曲“Hard Triad”。 ・入り乱れる旋律が躍動感のある三つ巴の戦いを描写する“三者の舞”。 ・主人公の三毒煩悩を表現するロック調の“Quick Sand”(芥川龍之介の「蜘蛛の糸」がモチーフ) ・三奏者がそれぞれ「叩く (メロデイ)」「研ぐ (バッキング)」「押さえる (ベース)」役割を受け持ち、三者で一本の刀を作り上げていく刀鍛冶の工程を再現する“Sword of Sparks”。 その他、最小単位のフレーズがそれぞれの奏者の赴くままに変化していくミニマル風の“東南東の風”。天神祭をテーマにし、太鼓や摺鉦を模した手法がユニークな和風の“天神”。チェロでしか表現できないとも言われる高音の魅力が詰まったクラシカルな難曲“三峻”等、全てオリジナル作品を収録している。どの楽曲でも演奏家の個性が輝いている。 近藤学 (プロデューサー)

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「小さなオーケストラ」とも言われるギターが、湿気と不条理をたっぷり含んだ日本の土壌と霊性に黒々と呼応する

「小さなオーケストラ」とも言われるギターが、湿気と不条理をたっぷり含んだ日本の土壌と霊性に黒々と呼応する。 黒弦 by 3rd Craft   「ギターを和楽器に…」いつものように思いつきアイデア合戦で企画ミーティングが盛り上がったのはいつのことだっただろう。Nashの並み居るギタリストが、また訳のわからん話と明らかに迷惑そうな顔だったのは私の思い過ごしかもしれないけれど、作品作りは遅々として進まなかった。   邦楽をギターでやる?...いいや。他の和楽器とギターのセッション?...ちゃうな。ギターに何か細工して和風の音にする?...あかん。日本調オープンチューニング!...うう~む。 箏のように、琵琶のように、三味線のように…ギターを弾いたとしても、ああ面白かったって言ったとしても、それNashの仕事やろか?という疑問がムクムクと浮上して、既に様々に確立した日本伝統音楽のエリア内でギターができることなんて他の人に任せておいて、西洋人はおろか日本人でもあんまり聞いたことのないようなサウンドを、コンテンポラリー日本人のオレたちがつくれたら、それをギターでやったら「ギターは和楽器に」なる。 これまたいつもの(やや粗暴な)理屈を並べて、試行錯誤が始まった。 で、「黒弦」です。 結論から言えば、日本固有の音楽メンタリティー、音楽外メンタリティー、時空観/自然宗教観がなければこの作品作り/音作りはできなかった…と断言しましょう。「小さなオーケストラ」とも言われるギターが、湿気と不条理をたっぷり含んだ日本の土壌と霊性に黒々と呼応する。凛として、決然として、弾いている、聴いているのはざまを自在に行き来するようなナチュラルさがまこと驚きだったのと同時に不思議でさえあった…伊藤くん、素晴らしい演奏でした。  梨木良成 (プロデューサー)   スタジオでのスクランブル伊藤と梨木良成